横濱オリツルサイダーBLOG ~横浜とボクのアレコレ?!~

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横浜でオリツルサイダーという地サイダーを製造販売している坪井食品の社長日記。

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    あまりにも凄まじい才能!傑作過ぎる。【虐殺器官】ハヤカワ文庫伊藤 計劃 ・著 2010-06-07-Mon

    凄まじい才能を感じる。最初の1ページから何かただごとじゃない小説だと分かる。9・11事件後の世界を見事に描き切ってる。

    001_convert_20100607170346.jpg

    テロリズムの本質と、資本主義大国のエゴ、矛盾がとんでもなくリアルな近未来描写の中に浮かび上がる。9・11以降独裁者、不穏分子を戦争を起こして抹殺するにはハイテク兵器のコスト高、現代のネット等の発展による情報操作の高リスクから再び暗殺の歴史を復活させるアメリカ

    主人公は暗殺部隊に属する軍人。国連軍の大国の理論は通用しない近未来平和維持活動は国から民間企業に委託されるものとなる。国際社会貢献の名の下の平和維持活動を発注国の事情に合わせたプレゼンをする民間企業。

    暗殺という仕事を終えた後、母親の脳死に直面し標的と同様に死を与える事に苦悩し、決断後は母の幻影に精神世界で悩むようになる主人公。

    痛みを感知しない薬を注入され肉片になるまで戦う人間。主人公の標的はパキスタンで妻と子供を失った男、言語学者の彼は過去のあらゆる文書から大量虐殺が起こる前に現出する【虐殺の文法】を読み解く。

    とにかく最後の一文字まで面白い。認証システムが発達した近未来で相手兵士の死体の肩口の小さな突起を切り裂き個人認証タグを取り出し紐に結わいて呑みこみ、検問のスキャンを突破した後、口の端から紐を手繰り胃の中タグを吐き出す等妙にリアルな表現が独特の緊張感の生んでいく。

    帯であの宮部みゆきが絶賛。伊坂幸太郎激賞。しかし筆者は昨年三六歳で逝去。とにかくトンデモナイ大傑作。9・11テロとはなんだったのか。驚くべき筆力で一気に読ませる。

    これがデビュー作って…凄いな。とにかく読み終わった後、茫然自失。なんだか凄いモン見ちゃった感。明らかに読み終わるまで何処かに、いつかの時代に連れて行かれてる。

    彼の絶筆がまだ文庫化されずにあるらしい。文庫化なんか待ってられん!今日買いに行こう!しかしこの才能が早くして亡くなられたのは残念もっと読みたかったなー。


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