Author:hey!u!
横浜でオリツルサイダーという地サイダーを製造販売している坪井食品の社長日記。
こないだマッちゃんと呑んでたら、あんなに穏やかなナイスガイが珍しく憤慨してた(笑)聞けば昼間に日本蕎麦屋に入り、今日は熱いなー何かサッパリしたの…おっ『ひやむぎ』があるっ!で頼んで、いざ会計ってなったら『ひやむぎ』たけー!なんであんなもんが高いんだっ!って内容の憤慨(笑)
マッちゃん!その前に『ひやむぎ』懐かすぅぃ~!まだあるんだ蕎麦屋に『ひやむぎ』(笑)寿司桶に氷水、ひやむぎの上にみかん、きゅうり、サクランボ!うぎゃー何だか急に『ひやむぎ』したくなってきた!
子供の頃、ひやむぎ出てくるとなんか気持ちが萎えたな~(笑)みかんの缶詰大好きだったけど『ひやむぎ』に浮いてるみかんはポテトサラダに入ってくるのと同じくらい気色悪かった!
軸まで真っ赤な缶詰サクランボも、近所の兄ちゃんにタマーに連れてってもらえる喫茶店のレモンスカッシュに入ってくる時はあんなにオシャレで大人チックな食材が、水吸ってシナシナでゲンナリ(笑)
そばつゆに間違って落ちたミカンを、口の中で醤油味が消えるまで脱水してから食べると絶望感すら覚える不味さ…(笑)
昔はお中元にひやむぎドッサリ届いたけど、いつからだろう?素麺ばっかりだね最近。百貨店のお中元パンフレット、そうめんは2ページ!グラビアアイドルみたいに真ん中にデーンと切子のガラスの器で涼しげな表情。
ひやむぎ1種類だけ…箱の写真だけ…何?この差は?
大体、ひやむぎと素麺って何が違うのかって言うと手作りする際の工程が違います。
そうめんは、小麦を塩水でこねてから、油を塗りながら、手で引き伸ばして、細くしていく手延べ麺です。
ひやむぎは、小麦を塩水でこねるまでは同じですが、それを麺棒で薄く延ばし、折りたたんで、包丁で細く切る、つまり蕎麦のような作り方。JAS(日本農林規格)によると、機械麺の場合太さ直径1.3mm未満がそうめん、1.3mm以上1.7mm未満がひやむぎ1.7mm以上はうどん、となるそうです。
つまり作業工程と太さの違いみたいなんだけど…太さは、かなり影響ありそうだ。やっぱりそうめん細い、繊細、高級って感じに対して、ひやむぎ太い、粗野、野暮ったいって感じしちゃう。
野暮ったさを消すための手段も、良くなかった…缶詰みかん、きゅうり、サクランボ出来たら別々に食べたい組み合わせだ(笑)しかもそんなに出ない上に、蕎麦屋さんで通常使うモンじゃないから(ミカン、さくらんぼ)原価高くなってマッちゃんに『高すぎるっ!偉そうだ!いつからひやむぎの野郎、高級品になったんだ!』とか文句言われてる。
ひやむぎ君、少し不憫だ…可哀想。考えてみたら細いだけで、『お昼は、おそうめん頂こうかしら』なんて『お』付けで呼ばれてる素麺の方が気取りやがって何様だ!(笑)
もう今年の夏は、断然ひやむぎ君を応援しちゃお!蕎麦屋で積極的に、うーんなんかイマイチを味わおう!冷やしタヌキなんか食べてる友達に『ひやむぎってウマイ?』って聞かれるたんびに『全然っ!イマイチだよっ!』って笑顔で答えよう!
地味だし野暮ったいケド、センス悪い洋服着て一生懸命オシャレしてる昔馴染みの女の子…そういう子をお嫁さんに貰った方が良いって、素麺かひやむぎかっていうとヒヤムギな感じのウチの父が、そうめんタイプの母の横でコッソリ耳打ちしてくる(笑)
あとで怒られるから書いとくけど我が家のヒヤムギ、そうめんセットは意外と世間で評判良い(笑)
問題はセットについてくる『麺つゆ』(息子)がしょっぱい事らしい(笑)
【動物と子供の素材集 Illustrations / Blog Design】 |