横濱オリツルサイダーBLOG ~横浜とボクのアレコレ?!~

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横浜でオリツルサイダーという地サイダーを製造販売している坪井食品の社長日記。

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    悪の教典~著・貴志祐介を読んでみた! 2010-09-28-Tue

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    何だろう?一気に読んじゃったけど面白かったけど凄かったけど…何か素直に喜べない内容(笑)うーん。途中までは、イマドキの高校生を思い通りに操る主人公の手法に感嘆すら覚えたり(笑)細かいディティールの作り込みに感心したけど後半は何だかバトルロワイヤルっていうか漫画。

    詰まらないのかと言われれば面白い。圧倒的な筆力で一気読み!なんだけど…上巻は面白い。上巻の人間関係を巧みに操るシリアルキラーで最後まで行けば大傑作だったのに、途中計画破たんして自分が手を下すようになってから途端にフツーのサイコホラーになっちゃう。

    上巻の殺人には全て理由が有って、後半は保身が理由の暴力、殺人だから退屈になるのかもしれない。シリアルキラーの動機なんて理解しようも無いししたくも無いけど、支配欲や性的欲求じゃ無い部分がもっと語られるのかと思ってると肩透かし、もう少し釣井教諭のキャラいかして欲しかったなー

    でもかなり面白いです。

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    百万人のお尻学・山田五郎著~オッパイを表とするならお尻は裏文化! 2010-07-02-Fri

    またまたブログで書いて良いのか分からないケド、男っちゅう生き物は女の子を見る時に顔、オッパイ、お尻、脚と見ちゃうワケだが特にどのパーツを重要視するかで意見が分かれる(笑)

    知りたくないよ!と言われても困るが(笑)ボクの場合、断然お尻だ!(笑)オッパイという表に対する尻という裏、陽に対する陰、メジャーに対するマイナー。それだけ深み、奥行きがある文化(笑)

    何故、尻かと問われればボクのヰタ・セクスアリス(笑)の出発点が聖母幼稚園のみすゞ先生!彼女の豊かな臀部に心奪われ、とにかく頬ずりしたいっ!という衝動を幼い理性では抑えられず、毎日繰り返しては怒られるという体験したからかもしれない。

    豊かな臀部→甘美な感触→怒られる→我慢・抑圧→憧れという流れになってるのだと思う。幼稚園児時、目の高さに年上の女性の尻が存在し目の前の誘惑に手を伸ばすと怒られることによって成長しても尻に憧れを残す。

    もし、みすゞ先生が『仕方ないわねーハイ触ってなさい』と尻を突き出していたら尻への抑圧された気持ちは無いまま成長し、やがて背が伸び目の高さに女性の胸が現れ興味はそっちにスムーズに移行してたであろう。

    かくしてボクの性的リビドーは臀部愛の段階に留まった(笑)読んでくれてる人にはどーでもいい事だろうが(笑)

    この本は我が敬愛する山田五郎氏が主に西洋画の裸婦像の尻を描かれた往時の時代背景から、古代から近代への人間の欲求、本質の遍歴を読み解こうという本。

    確かに国が栄え、富と覇権を得るようになると裸婦像の臀部が豊かになっていく、そして退廃的な雰囲気になってくるとロリータ的、背徳的な尻が増え、国が引き締められるとストイック、中性的な尻が増えていく(笑)

    本書はそれ以外にも西洋と和風、洋尻と和尻の比較、検証も解剖学の見地から鋭く迫っている。詳しくは本書を読まれたい。

    最後に私のあくまで個人的な嗜好であるが洋尻、和尻の最高峰をご紹介したい(笑)

    コカコーラの広告イラストで有名なジル・エルブグレンが描いたピンナップガール子犬を抱き上げ無邪気な笑顔を見せる一見健康的なお譲さん。しかし良く見ると手には高級そうなハンドバッグ、ばらまかれたお札、化粧品。小悪魔、ロリータ尻の典型。
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    大好きな鈴木清方の美人画、お尻も控えめで薄く、淡白だ、清楚だけど内に秘めた熱、体温を感じさせてくれる。清方の美人画はボクには妖しくて、美しくて最上級のエロスだと思う(笑)そんな目で見てるヤツ、ボクだけだろうケド(笑)
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    うぎゃー最高!(笑)特に3枚目の「妖魚」大正時代の絵に見えるコレ?妖しい~!恐い!でも確かにヤバイくらいエロ!(笑)



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    あまりにも凄まじい才能!傑作過ぎる。【虐殺器官】ハヤカワ文庫伊藤 計劃 ・著 2010-06-07-Mon

    凄まじい才能を感じる。最初の1ページから何かただごとじゃない小説だと分かる。9・11事件後の世界を見事に描き切ってる。

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    テロリズムの本質と、資本主義大国のエゴ、矛盾がとんでもなくリアルな近未来描写の中に浮かび上がる。9・11以降独裁者、不穏分子を戦争を起こして抹殺するにはハイテク兵器のコスト高、現代のネット等の発展による情報操作の高リスクから再び暗殺の歴史を復活させるアメリカ

    主人公は暗殺部隊に属する軍人。国連軍の大国の理論は通用しない近未来平和維持活動は国から民間企業に委託されるものとなる。国際社会貢献の名の下の平和維持活動を発注国の事情に合わせたプレゼンをする民間企業。

    暗殺という仕事を終えた後、母親の脳死に直面し標的と同様に死を与える事に苦悩し、決断後は母の幻影に精神世界で悩むようになる主人公。

    痛みを感知しない薬を注入され肉片になるまで戦う人間。主人公の標的はパキスタンで妻と子供を失った男、言語学者の彼は過去のあらゆる文書から大量虐殺が起こる前に現出する【虐殺の文法】を読み解く。

    とにかく最後の一文字まで面白い。認証システムが発達した近未来で相手兵士の死体の肩口の小さな突起を切り裂き個人認証タグを取り出し紐に結わいて呑みこみ、検問のスキャンを突破した後、口の端から紐を手繰り胃の中タグを吐き出す等妙にリアルな表現が独特の緊張感の生んでいく。

    帯であの宮部みゆきが絶賛。伊坂幸太郎激賞。しかし筆者は昨年三六歳で逝去。とにかくトンデモナイ大傑作。9・11テロとはなんだったのか。驚くべき筆力で一気に読ませる。

    これがデビュー作って…凄いな。とにかく読み終わった後、茫然自失。なんだか凄いモン見ちゃった感。明らかに読み終わるまで何処かに、いつかの時代に連れて行かれてる。

    彼の絶筆がまだ文庫化されずにあるらしい。文庫化なんか待ってられん!今日買いに行こう!しかしこの才能が早くして亡くなられたのは残念もっと読みたかったなー。


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    面白い!一気読みっ!…沖包丁著『天地明察』 2010-05-14-Fri

    2010年度本屋大賞第1位受賞作、沖包丁の『天地明察』こりゃ面白い。やっぱ日本の算術は面白い。前にブログで書いた和算の知識があると余計にこの本面白い!

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    前にも『算法少女』の時に書いたけど江戸時代の娯楽!算術。中国から伝わって日本独自の進化をした学問。江戸時代、大名から商人、庶民まで数学を楽しんだ、人々は難解な問題に挑戦しそれが解けると競って神社の境内に、問題と解法を答えを絵馬や算額に書きこんで奉納した。

    つまり神社は数学好きが身分を越えて絵馬、算額を介してコミュニケーションを取る現代で言う掲示板(笑)自分が考えた難題を答えを書かない『遺題』としそれを見た人間が答えを書きこむと設問した人間が正解、不正解を書きこむなんて事も出来たみたい。

    『算額少女』も物語の始まりが武士の子倅が算額を奉納し、そこに間違いを見つけた少女が無礼討ち覚悟で指摘して境内の庶民たちから喝采を浴びる爽快なシーンから始まったケド

    この小説の始まりも、爽やかで主人公に自然に気持ちが入るキレイな幕開け。
    上京した主人公が登城する前に朝も明けきらないうちから、どうしても行きたかった算術絵馬が沢山奉納されている神社に駕籠を飛ばす。

    そこには自分の想像を遥かに超えた数の絵馬が奉納されていた。主人公・春海はその光景に感動し嬉しくなる、登城する為に腰に付けた馴れない大小の刀を放り出し絵馬の一つ一つに目を通す。

    嬉しくて絵馬に手を触れるとカラコロと心地よい音を響かせる、春海は難問の絵馬を見つけては書き写していくがそのウチに非常に難解な答えのない遺題を見つける、地べたに座り込んで夢中で考え始めた時に境内を掃き清めていた(可愛い・笑)巫女に叱られる。

    我に返って見上げた先に、先程の遺題に答えが書きこまれているのを認める。うーん。いいオープニング!(笑)ラブコメちっく(笑)

    物語は長い時間の間に現実とは誤差が大きくなってしまった暦を改正し新しい暦を制定するという大事業に春海が携わる事になり挫折や色んな事を経験しながら事を成し遂げていく物語。

    主人公が素直で爽やか男なので、非常に好感を持ちながらスラスラ読める。著者初の時代劇って事だケド、すごく面白いし読後感がスッキリ。

    実はこの本ちょっと、天文学的、史実的に著者の誤認があって物語の軸に近い部分なので、ちょっとそこを問題視する向きもあるんだケド…まーよっぽどの天文好き以外は全く気にならずに一気読み出来る!

    この本は相当お勧めです!




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    素晴らしい読み応え!日本人なら読んで欲しいっ!~山口由美著・消えた宿泊名簿 2010-05-10-Mon

    浮世絵に興味を持って、その周辺の本を乱読してる間に、浮世絵コレクターとしての建築家フランク・ロイド・ライトに突き当たって、ライトが設計した帝国ホテルがオープンの日に関東大震災が起こり、当日の式典に設計者ライトはおろか発注者の前経営者の姿も無かった事等からクラシックホテルに興味が湧いて、この本に出会った!

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    素晴らしい内容の濃さ!箱根・富士屋ホテルの創業者を曾祖父に持つ筆者がホテルに残る宿泊名簿記録、写真や日誌から、富士屋ホテル以外にも戦争を生き抜いたクラシックホテルからの視線で描いた太平洋戦争時期の日本近代史。

    開戦間際まで近衞総理とルーズベルト大統領の密使が富士屋ホテルで行った戦争回避の為の極秘交渉。
    朝食メニューに走り書きされた至急電、敗戦後GHQに破棄されたのかゾルゲ事件の影響で破棄されたのか謎の残る開戦間際の宿泊名簿記録。

    自国を守る為に日本との距離を図り、首都マニラを戦火から守ろうと日本軍の撤退に同行したフィリピン大統領家族。彼らの願い虚しくマニラ陥落、アメリカの爆撃機飛び交うフィリピン空域を脱出、奈良ホテルに亡命し戦後、戦犯として連行される比国大統領の話。

    日本の大東亜共栄圏構想に組み込まれ、更には英米に対し開戦宣言まで行ったにも拘らず敗戦国にならなかったタイのしたたかな外交戦略。

    日本の侵攻に伴いアジアの有名ホテル(香港ぺニンシュラ、シンガポール・ラッフルズホテル等)が日本人の経営になっていく様子。そして敗戦。

    開戦への布石になった2.26事件の舞台になった帝国ホテルは、米軍の副司令官に占拠される。
    新婚旅行で宿泊した横浜ホテルニューグランドを、次に訪れた時は連合国軍最高司令官総司令官として最上階を占拠するマッカーサー元帥。

    傀儡国家満洲国に創立され、敗戦と同時にロシア軍が急襲。略奪の対象になるヤマトホテル。もう書ききれない!内容が濃くてページめくるのもモドカシイ!

    途中途中何気ない部分にもハッとするところが多い。たとえば戦時中、帝国ホテルに常駐した重光外相の体調を心配した部屋付きのメイドが実家の畑で採れた新鮮な野菜でサラダを作って給仕する際の会話…

    空襲で焼かれた跡地は美味しい野菜が取れると自宅が燃えた灰を養分に野菜を育てる父親の話が出てくる。逞しさと無常感を鮮烈に感じさせる。

    最終章は若くして亡くなった母への筆者の鎮魂歌とも取れる戦火を生き抜き日本の歴史、家族の歴史の舞台になった伝統あるホテルを背景に語られる美しい文章。

    これすべての日本人に読んで欲しい!玉音放送後に箱根の疎開先で白百合学園の学園長のシスターが全校生徒に朝礼で話した内容の文章を戦争を知らない世代の日本人に是非読んで欲しい!

    平和への願いなんて甘ったるいもんじゃない!校章にジャンヌダルクの紋章を染め抜く白百合学園の修道女が訴える日本人への檄だ!



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